AppsFlyerのPCおよびコンソール計測ソリューションで、ゲームの収益源を新たに確立
ゴールを目指すランナーゲームでは、すばやく移動し、競争相手の先を行かなければなりません。ゲーム制作会社もランナーと同じで、収益の向上についてはなおさらです。
景気後退の影響を受け、収益の確保が重要となったとき、多数のモバイルゲーム制作会社は先を見据えてPCやコンソールいう新しいプラットフォームへの参入を決意します。
そこには大きなチャンスが広がっているからです。
Newzooの調査によれば、PCゲームのプレイヤー人口は10億人以上、コンソールは6億1,100万人以上存在します。実際、2020年から2022年の間に両プラットフォームのプレイヤー数は15%急増しました。収益面ではモバイルがまだトップではあるものの、2022年には世界のゲーム収益の半分近くをPCとコンソールが占めると言われています。
ゲームプラットフォームの課題
成長していて、活気もある。では、何が問題なのでしょう。そう、計測です。
ゲームマーケターは新しい技術や方法をいち早く取り入れ、常にモバイル業界で優位な立ち位置を築いてきました。彼らはデータを支配し、ROAS(広告費回収率)キャンペーンを成功に導く王様です。しかし、正しい計測ができなければ、その価値は証明できません。
当然ながら、経営陣は実際にはすでにPCやコンソールの計測に着手することを決めており、両プラットフォームのマーケティングをマーケターに委ねているところです。
しかし、これはマーケターにとっては、頼れる武器なしで戦場に送られたようなものであり、マーケターは今まさに3つの主な課題に直面しています。
- 計測可能なことが限られている:ゲームプラットフォームの大半は、広告インベントリや外部ネットワークへの接続がほとんどない、隔離されたエリアです。
- クロスプラットフォームアトリビューションの欠如:ユニークな識別子とアトリビューションインフラが利用できないため、クロスプラットフォームでのキャンペーン計測が不可能です。
- サイロ化されたレポート&アナリティクス:プラットフォーム間でキャンペーンを実施しても、それそれのデータがサイロ化されているため、マーケティングの全体像を把握できません。
つまり、モバイル、PC、コンソールに跨るキャンペーンのパフォーマンスを1つのビューでリアルタイかつ包括的に確認できる手段がないため、モバイルゲーム企業はPCやコンソールを十分活用できていないのです。
AppsFlyerの革新的なPCおよびコンソールゲーム計測ソリューション
このような課題を解消するため、AppsFlyerはクロスプラットフォームとマルチプラットフォームの計測ソリューションを拡大し、PCとコンソールもサポートしています。この新ソリューションは、3つの主な機能でゲームマーケターを支援します。
- PCとコンソールのリアルタイム計測および分析:おなじみのiOSやAndroid計測と同様の、充実したレポートセットと実用的なインサイトを、PCやコンソール計測で取得できます。現在はSteam、Epic、Xbox、PlayStation、Nintendo Switch、Meta Questをサポートしています。
- クロスプラットフォームアトリビューション:ウェブの閲覧、モバイルデバイスの使用、コネクテッドテレビ(CTV)でのコンテンツ視聴、オウンドメディアチャネルの利用など、利用されているプラットフォームに関係なく潜在的なプレイヤーにリーチできます。これにより、ユーザー獲得チームはPCやコンソールへの影響を計測しながら成長を促進できます。
- マルチプラットフォーム計測:モバイル、PC、コンソール、ウェブ全体における広告メディアの予算配分とパフォーマンスの全体像を1か所で把握できます。
この3つの機能が組み合わさることで、ゲームマーケターは独自のモバイルマーケティング体験を最大限に活用してPCとコンソールの分野を強化できるため、利益を生む成長を促進しながらその効果を可視化できます。
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使用例
クロスプラットフォームアトリビューションを活用すれば、ウェブ、モバイル、コネクテッドテレビ、屋外のどこからユーザーがアクセスしても、PCやコンソールのコンバージョンへの影響を計測できるため、ユーザー獲得とリエンゲージメントのフローを強化できます。これにはたとえば、下記のような方法があります。
- Web-to-desktop(ウェブからデスクトップ)これは多くの場合、意欲的なプレイヤーが特定のゲームを検索することから始まるため、強力なフローです。プレイヤーは検索結果(オーガニックまたは有料)をクリックしてランディングページに移動します。このページから関連するPCのストアへのリンクをクリックし、ゲームをダウンロードして起動します。
- CTV-to-console(CTVからコンソール)CTVが実用的なパフォーマンスチャネルとして登場して以来、Kabam、Playtika、Mistplayといった一部のゲーム制作会社は、大画面が生み出すユーザーエンゲージメントのレベルを最大限に活用しています。このフローでは、ユーザーはテレビの広告を見てコンソールのストアに移動し、ゲームをダウンロードしてプレイを開始します。
- Mobile-to-desktop(モバイルからデスクトップ)モバイルファーストのマーケターにとっては、成功のためにモバイルアドネットワークを活用するのがもっとも一般的な最初のステップです。このフローでは、ユーザーはソーシャルメディアアプリでゲーム広告を見てPCのストアに移動し、ゲームをダウンロードしてプレイを開始します。
- Out-of-home-to-desktop(屋外からデスクトップ)バス停や地下鉄の駅にあるゲーム広告は、待ち時間の間に時間をつぶせる何かを探しているユーザーの目に留まるよう、戦略的に配置されています。これはオーディエンスをプレイヤーに変えるためのスマートな戦略です。このフローでは、ユーザーはバス停や駅でQRコードを読み取り、モバイルランディングページに移動します。PCのストアのモバイルアプリやウェブサイトからアプリを購入またはダウンロードし、その後PCでゲームをプレイします。
上記はほんの一例に過ぎず、これ以外にもさまざまな活用事例が存在します。詳細はこの新しいガイドをご覧いただき、何ができるかをご確認ください。
次は?
PCおよびコンソール計測で何ができるかをご理解いただけたところで、次のステップを検討するため、AppsFlyerにお問い合わせください。始め方に関する詳細を知りたい場合は、ヘルプセンターのガイドをご活用ください。