モバイルデータを活用して賢く急成長

背景

2008年に設立されたeurekaは、恋愛・婚活マッチングサービス「Pairs」を運用しています。2014年に台湾とシンガポールに現地法人を設立し、2015年からは米国NYに本拠地を置くインターネット企業のInterActiveCorp (IAC) に参画し、その傘下のMatch Groupの一員として、日本のみならずアジアでの展開を加速しています。

課題

当初はFacebookやTwitterを中心としたWEB広告をメインにユーザー獲得をしていました。しかし、ビジネスとユーザーがますますモバイルアプリへ移行するにつれ、eurekaはこのダイナミックなモバイルの分野でさらなる拡大を図ることが必須となりました。

アイディア

AppsFlyerのモバイルアトリビューションとマーケティング分析を活用し、eurekaのマーケティングチームはさまざまな媒体とプロモーションのテストを開始しました。AppsFlyerのユニバーサルSDKを導入するとAppsFlyerと連携された各媒体の簡単な設定を行うだけで、事前に新しいSDKやタグを設定する必要もなく新しいアドネットワークの追加できました。そのため、様々な媒体への展開をスピーディかつ効率的に行うことができます。各インストールとイベント成果の費用対効果をしっかりと追っていくことで、eurekaチームは多くの質の高いユーザーを獲得できるメディアを媒体別、キャンペーン別に最適化することができました。

結果

eurekaは非常に早い時期から顕著な成果を挙げています。AppsFlyerデータに基づいてメディア施策を最適化することで、最も効果的な媒体(Facebook)のパフォーマンスを大幅に向上。広告費を抑えながらインストール数を2.5倍、ユーザーロイヤリティを2.3倍、そして収益を1.8倍に増加させることができました。2017年1月現在、Pairsの会員数は日本と台湾で500万人を突破しており、累計マッチング数は3,200万組以上を超えています。今後は、国内版と台湾版での実績とIAC/Match Groupのノウハウを強みに、日本発オンラインデーティングのフラッグシップサービスとして、アジアにおける恋愛、婚活の新たなカルチャー作りにも取り組んでまいります。

AppsFlyerにより、スマホ広告の投資対効果がリアルタイムで “見える化” されるようになったため、スマホ広告への予算投資を2倍以上にするという投資判断が出来ました。今後も、投資対効果を見ながらスマホ広告への投資を実施していきたいと考えています。

マーケティングスペシャリスト eureka 和田 智子
Background
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