Milesアプリ、Protect360で不正広告をブロックし、100万ドル以上の不正な広告費を削減

Miles customer success story - featured

$1.1M

導入後の最初の1か月で削減した不正な広告費

30X

Protect360の導入後に増加したメディアパートナー

Protect360は、わずか1か月で、Milesの不正な広告費を110万ドル削減し、不正データを排除することでメディアの最適化を向上させました。

背景

2016年にシリコンバレーで開発されたMilesは、世界中のあらゆる 種類の旅行に対応した、オールインワンのリワードアプリです。

Milesのユーザーは、飛行機、電車、地下鉄、バス、船、自転車、徒歩などのあらゆる交通手段を利用して、報酬マイ ルを獲得できます。ユーザーは、獲得したマイルを使って Walgreens、Garmin、Getaround、Shipt、Pandora、Ray-Ban、Chewy、Home Chefなどの小売店で買い物ができ ます。

マイル特典プログラムはまた、概してより効率的で環境にやさしい旅行を実現する取り組みでもあります。代替交通手段の利用にインセンティブを与えることで、交通量を減らして 公害を軽減し、地域の交通システムを改善するための適切な データを提供できます。 

課題

Milesのデジタルマーケティングチームはメンバーが1人しかいませんが、主な目標は、顧客獲得コスト(CAC)を低く抑えながらも米国と日本でのユーザー数を増やすことでした。Milesは業界でも特に実績のあるメディアパートナー2社とキャンペーンを実施 し、最初の成功を収めました。

さらなる成長を目指すMilesは、CPA(アクション/コンバージョンあたりのコスト) ベースで請求を行うメディアパートナー数社を新たにテストすることにしました。初期のデータによると、これらのパートナーは低コストでサインアップコンバージョンを増 加させていたため、Milesはより多くの予算を彼らに割り当てました。

しかし、これらのCPAベースのパートナーが大量のトラフィックを獲得し始めると、AppsFlyerのカスタマーサクセスマネージャー(CSM)は、あることに気づきました。 それは、ボットトラフィックを中心とした広告不正が急増し、Milesのユーザー獲得アク ティビティが、偽のユーザーで溢れていたのです。

新規パートナーとの提携を強化した1週間後、Milesの不正インストール率は前週比で57% 増加し、不正なアプリ内イベント率は前週比で315%も増加しました。

不正なボットアクティビティとは、何もないところから偽のユーザーを作り出し、実際のユーザーを模倣した一連のアクションによって広告とやり取りし、広告費を盗むよう に意図された悪意のあるコードです。ボットを検出できなければ広告予算が大きな打撃を受け、価値をもたらさない偽のユーザーのために予算が枯渇するおそれがあります。

この不正アクティビティにより、Milesは偽のユーザーデータにもとづく最適化をしてしまっただけでなく、メディアコストの増加にも直面しました。この新規パートナーは、キャンペーンに起因して増加した不正なサインアップコンバージョンに対しても請求を行っていたためです。 

ソリューション

AppsFlyerはすべてのお客様に基本レベルの不正防止機能を提供しています。これは通常、信頼性の高いメディアパートナーに絞って広告配信をしているお客様にとっては十分な保護機能です。しかし、メディアミックスにパートナーを追加する場合、より狡猾な不正を検知して大規模にブロックできるよう、より堅牢な不正防止ソリューションが必要となります。

AppsFlyerのカスタマーサクセスマネージャーは、Milesのアプリ内イベントの不正率が90%を超えていることに気づき、AppsFlyerのProtect360のトライアルを積極的に導入しました。Protect360は包括的な不正防止機能を提供する、マーケターのためのソリューションです。高度な不正防止機能セットを搭載し、インストール詐欺とCPA詐欺の両方を保護します。

モバイル広告業界最大のデータセットを活用したProtect360は、ほかのどの不正防止ソ リューションよりも迅速かつ優れた方法で、新規および既存の不正パターンを特定しま す。不正なインストールやアプリ内イベントをリアルタイムで自動的に特定してブロックするほか、アトリビューションの発生後にしか特定できない狡猾な不正インストールもブロックします。Protect360の不正防止ロジックは、各アプリのユーザー行動パターンに応 じて最適な精度を実現します。また、検証ルールエンジンをカスタマイズして、独自の不正防止ロジックを適用することも可能です。

AppsFlyerのProtect360は、パートナーのポストバックの不正インストールやアプリ内イベントに、自動でフラグを立てます。これによって請求書の照合プロセスを効率化し、マーケターはメディアパートナーと透明性の高いコミュニケーションを維持できます。 さらに、月次レポートの自動作成を設定することで、マーケターはイベントやインス トールが正当か不正かを見極め、不正な請求を指摘できます。

パートナーに焦点を当てたほかの機能とともに、不正防止はマーケターとメ ディアパートナーが共同で取り組むべき作業として認識されるため、メディアパートナーがメディア提供から不正を排除するのに役立ちます。

結果 

導入後の最初の1か月だけで、MilesのCPAベースのメディアパートナーからの不正なアプリ内イベントが多数検出されました。Milesはこれにより、110万米ドルの広告費を節約。同月、Protect360は439,375件の不正なアプリ内イベントを、すべてブロック しました。これは非オーガニックのアプリ内イベントの97%にあたります。

AppsFlyerによるProtect360の無料トライアルを活用したことで、初月だけで110万ドルの不正な広告費を削減できました。

Samantha Barton グロース担当ディレクター

トライアル期間が終わり、Milesは、Protect360が自社とユーザー獲得活動にとって欠かせないソリューションであることを実感しました。

AppsFlyerが素晴らしいのは、データの透明性を確保し、理解しやすい形で提供してくれることです。Protect360 の不正データ検出のおかげで、予算を最適なキャンペーンに適切に配分でき、リテンション率の向上と獲得コス トの削減につながりました。

Samantha Barton グロース担当ディレクター

Protect360の導入以降、Milesは定期的に新しいパートナーをテストしながら、自信をもって多数のメディアパートナーとキャンペーンを拡大できるようになりました。CPAベースの新規パートナーには、あらかじめ、品質計測基準にはProtect360が使われており、 AppsFlyerのデータを信頼できるソースとして請求を行うよう伝えることができます。

6か月後、メディアパートナーからのトラフィックは品質が大幅に向上しました。彼らはクレジットが得られないとわかっているトラフィックは送信を中止していたからです。 Milesの非オーガニックアプリ内イベントの不正率は、97%からわずか4%まで減少し、非オーガニックインストールの不正率も75%から11%に減少しました。

パートナーからはまだ不正なトラフィックが送信されることもありますが、Milesは安心して広告費の最適化と監視を実施しています。というのも、不正はProtect360によってア トリビューションデータから削除されていることがわかっているからです。

さらにMilesは、メディアパートナーを2社から60社以上に増やすことでリーチを拡大し、メディア戦略を多様化できました。パートナーが増加しても、AppsFlyerのパートナー向け自動レポート機能があれば、請求書の照合が煩雑になることもありません。

チームは私1人でしたが、Protect360のおかげで正当なコ ンバージョンにのみ報酬を支払いながら、メディアパートナーを60社以上にまで自信をもって拡大できました。 CPAベースのパートナーからのアプリ内イベント不正率は 97%以上に上りましたが、請求書の照合プロセスにはまったく問題ありませんでした。AppsFlyerの自動不正レポートでパートナーを設定すると、ポストバックを介してリアルタイムで不正にフラグが立ちます。これにより、パートナーごとのデータを手動で調べる手間が大幅に軽減されました。

Samantha Barton グロース担当ディレクター
Background
あなた自身のサクセスストーリーを作る準備はできましたか?